



講演レポート&登壇動画
※登壇動画は2026年5月末までの期間限定公開となります

変化を恐れる社員をドーナツと座談会でサポート
エースコックのkintone運用フォローが素晴らしかったブ!
エースコック株式会社
佐藤 芳典 氏
「アプリ作るより運用フォローが大事」。7組が登壇した「kintone hive 2025 osaka」のトップバッターであるエースコックの佐藤芳典氏が披露したのは、kintone導入「後」の運用体制の重要さだ。
所属するマーケティング部は膨大な書類が必要だった商品情報のkintone化を実現したが、運用体制に問題を抱え、問い合わせが殺到。育休後、会社に戻ってきた佐藤氏を待ち受けていたのは、変化への不安を訴える社員の声だった。仕組みと思いやりの運用フォロー体制に行き着くまでの道のりとは?
kintone hive 2025 osakaのトップバッターであるエースコックの佐藤芳典氏は、「こぶた」のマスコットが付いたマイクを持って登壇。「こんにちはー! kintone hiveへようこそ~」と主催者ばりの挨拶でセッションはスタートした。
「スーパーカップ」や「わかめラーメン」などカップラーメンのメーカーとして高い知名度を誇るエースコックは、大阪府吹田市に本社を置く…

横長Excelとメールだらけの仕様変更
kintoneで「紙様」はいなくなった
新コスモス電機株式会社
齊藤 梓 氏
仕様変更のたびに発生する煩雑な事務処理と膨大な書類管理。ミスが発生すると、チェック業務が増え、また業務が肥大化。そんな負のスパイラルに陥っていたガス警報器メーカーの業務を変えたのが、kintoneの仕様変更確認アプリ。名付けて「CUBIC(キュービック)」。
kintone hive 2025 osakaの2番手として登壇した新コスモス電機の齊藤梓氏は、社内異動で来た経営企画室事業計画部で進めた生産本部のkintone導入を披露。あくまで主体を現場に置き、パートナーとともに作り上げたアプリが変えたのは、業務だけではなかった。
「改善したのは“業務”だけじゃない!~『kintone』で繋いでいく人と人との関係~」というタイトルで登壇したのは、新コスモス電機 経営企画室事業計画部事業計画グループの齊藤梓氏になる。
新コスモス電機は「世界中のガス事故をなくす」をミッションに、ガス警報器・ガス検知器の開発・製造・販売・メンテナンスを手がけている…

学童保育の基幹アプリとして機能するkintone
本職が作るとこうなる
ときわ学童三明クラブ
吉崎 正浩 氏
「デジタル化が進んでいない学童運営にkintoneを導入し、根付かせるまでが私の挑戦でした」。仕事に忙しい保護者や職員に支えられている学童保育は、長らく紙だらけで、情報共有も難しかった。そんな現場をkintoneのプロが改善したら?
3番手として登壇した、ときわ学童三明クラブの吉崎正浩氏は、kintone hive初となる学童クラブでの導入事例を披露。吉崎氏の本業であるkintoneの経験を発揮した、保護者も職員も納得のkintone導入はどのように行なわれたのだろうか?
「身近なコミュニティにkintoneを使おう」というタイトルで、学童でのkintone活用について事例を披露したときわ学童三明クラブの吉崎正浩氏。本職はとある業界の開発職で、kintone歴は11年に及ぶ。中学3年、小学5年の娘さんをお持ちのお父さんで、今回は保護者という立場で、9年間利用してきた学童保育でのkintone導入を説明するという。
学童保育は、保護者が日中家庭にいない小学生の児童に対して、遊びや生活の場を与える放課後児童クラブのことを指す。…

kintoneを使ってもらうことはあきらめた
でも、年間1500時間も業務時間は減った
アースセキュリティ株式会社
中西 さやか 氏
「kintoneを使ってもらうのをあきらめる」。年間約1500時間の削減を成し遂げたkintone事例のポイントに、会場は驚きを隠せない。
kintone hive 2025 Osakaの4番手で登壇したのは、警備会社アースセキュリティの中西さやか氏。警備員から経理事務に異動し、持ち前の性格を活かして、業務改善と自動化を進めて行ったら、DXのレベルまで到達してしまった。
「元警備員の最弱事務員が仕事から逃げまくっていたら、効率厨スキルが覚醒し、いつのまにかDXしちゃってた件。~コミュニティ沼からこんにちは~」というラノベのようなタイトルコールを「以下略!」で寸止めして自己紹介を始めた中西さやか氏。趣味はゲームと開発で、好きなことは「効率化」。性格は「積極型 マイナス思考系 生き急ぎタイプ」で、「あらゆる恐怖から逃げるために積極的に行動するしかない人間」と紹介する。いろいろツッコミどころ満載の登壇者だ。
そんな中西氏が所属するアースセキュリティは、交通誘導警備や施設警備を手がける警備会社。…
※kintone AWARD 代表に選出されているため
登壇動画・講演資料はAWARD終了後に公開予定

kintone導入、失敗しませんでした
先駆者がいたので、kintone留学や伴走支援まで用意され、至れり尽くせり
明海興産株式会社
平吾 尚子 氏
「kintone導入は失敗しなかったんです」。失敗談や苦労話の多いkintone hiveでは珍しい驚くほど導入がスムーズだった話。グループ会社ではトップが音頭をとって、kintoneが導入済み。2ヶ月間kintoneを学ぶ「kintone留学」や、ちょっとスパルタな伴走支援まで用意されていて、至れり尽くせり。
kintone hive 2025 osakaの5番手は、明海興産のIT部門 課長の平吾尚子氏。先駆者がいると、あとからの導入はこんなに楽になるという話だ。
神戸に本社を明海グループは、不動産事業、介護事業、保育事業、中華レストランやホテルの運営などを手がける。登壇した平吾尚子氏は、グループ会社の明海興産のIT部門 課長で、趣味はたこ釣り。「魚釣りは一切しません。シーズンになったら、たこを釣る。そんな生活をかれこれ10年近く続けています」という。
そんな平吾氏が所属する明海興産の課題は、もちろんレガシーな業務。「みなさんと同じです。電話大好き、Excel大好き、紙大好き」というもの。一次情報は電話で届き、Excelを作り、印刷して保管するのが好き。そんな三拍子揃った会社がkintoneを使ってどうなったのか? 課題は同じだが、切り口が他社と違うという。これが「kintone留学」だ…

業務改善はクライミング
kintoneで壁を登った元気女子の感情ジェットコースタ
株式会社第一住建ホールディングス
首藤 亜乃 氏
「クライミングにドハマリしている人は業務改善に向いてる」。クライミングで必要なパワー、課題分析力、根気、そしてチーム力。これって業務改善と同じじゃない?
kintone hive 2025 osakaの6番手として登壇したのは、第一住建ホールディングス IT企画部の首藤 阿乃氏。月に60時間、壁を登るというクライマーの首藤氏が手がけたkintoneによる業務改善は、賃貸管理部をDX化し、彼女自身も大きく成長させる。社内SEとしてのキャリアを切り拓いた首藤氏と会社のストーリー。
「壁は登るもの!~kintoneで切り拓け!私と会社のみらい」というタイトルで、kintone導入の紆余曲折を披露した首藤氏は、国立大学 理学部 海洋自然科学科を卒業後、畑違いとも言える総合不動産会社の第一住建ホールディングスに入社。第一パートナー 賃貸営業部の営業としてキャリアをスタートさせ、現在はさらに畑違いのIT企画部でグループ全体の業務改善を手がけている。プライベートは「お出かけ大好き、友達大好き、元気いっぱいのクライマーです」(首藤氏)とのことで、月になんと60時間は壁を登っているという。
そんな首藤氏が所属する第一住建ホールディングスは、今年で53年目を迎える総合不動産会社…

Comming soon...
関西外国語大学
山本 大嗣 氏/仲井 琢哉 氏
kintone AWARD 関西地区代表
すべての講演が終了後、「kintone AWARD」に出場いただく地域代表を参加者からの投票で決めました。
見事、kintone AWARD 代表に選ばれたのは・・・
関西地区代表は アースセキュリティ株式会社 中西 さやか 氏!

今年秋に開催予定のCybozu Days内でkintone AWARDを実施します。そちらもお楽しみに!
ご講演いただいた登壇者の皆さま、当日ご参加いただいた皆さま
本当にありがとうございました!