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kintone hive nagoya vol.10 開催レポート
開催日:2026年4月28日 会場:Zepp Nagoya

講演レポート&登壇動画

※登壇動画は2027年5月末までの期間限定公開となります

紙と手書きの負のスパイラルを断ち切れ 
“苦い思い出”起点のkintoneアプリが老舗製造業を変えた

株式会社興和工業所 半田東工場

戸田 美佳 氏/西段 長貴 氏

生産課の係長が、ホワイトボードと紙資料を突き合わせ、電卓で1時間かけて実績をまとめる ―― 老舗製造業のとある工場では、こうしたアナログな作業を孤独にこなすのが“当たり前”だった。個人の閉じられた作業を「みんなが見える仕事」に変えたのは、本社から紹介されたkintoneだったという。

サイボウズは、2026年4月28日、kintoneのユーザー事例イベントである「kintone hive 2026 nagoya」を開催した。東海・北陸地区のNo1事例を決めるイベントも今回で10回目。今年もZepp Nagoyaに、400名近くのkintoneユーザーが集った。

トップバッターを務めたのは、興和工業所の西段長貴さんと戸田美佳さんだ。両者の働く工場におけるアナログ業務の“負のスパイラル”を断ち切った、2つのkintoneアプリを披露した。興和工業所は、間もなく創業80年を迎える「溶融亜鉛めっ…

幼稚園教諭の「走り回る」仕事をkintoneとIoTでゼロに 
業務改善のヒントは“ブロック遊び”にあった

今小路学園くるみ幼稚園

谷井 友亮 氏

幼稚園の“現場”は、日々、目が回るほど忙しい。預かり保育やバスの運行、給食、保護者対応、行事の準備など、様々な業務を同時並行でこなす必要がある。そのなかでも、岐阜市のある幼稚園で最も負担となっていたのが、先生が“走り回る”ことで成り立っていた「お迎え対応」だった。

サイボウズは、kintoneユーザーの事例イベントである「kintone hive 2026 nagoya」を開催。2番手で登壇したくるみ幼稚園の谷井友亮さんが語ったのは、人が走り回ることでつないでいた業務を、kintoneとIoTで“子どもと向き合う時間”に変えた、現場×産学連携の取り組みだ。

岐阜県岐阜市のくるみ幼稚園は、1963年設立の園児数300名、職員数50名の私立幼稚園である。同幼稚園の谷井先生は、幼稚園業務は「人の動きが中心の職場」と語る。子どもたちはマニュアル通りには動かず、同時に個別性の高い保護者のニーズにも…

※kintone AWARD 代表に選出されているため
登壇動画・講演資料はAWARD終了後に公開予定

74歳の職人技を“kintone×評価制度”で共有知に 
「背中を見て覚えろ」から脱却する仕組みづくり

株式会社笹森産業

平山 知佳 氏/佐々木 一恵 氏

「技術は人の身体に宿りますが、そのままでは何も残りません」 ―― と語るのは、精密加工を手掛ける笹森産業の佐々木社長だ。同社のものづくりを支えるのはベテラン社員の職人技であり、74歳の社員も現役で活躍している。一方で、佐々木社長の頭を悩ませていたのが、彼らの「背中を見て覚えろ」という昔ながらの育成方法だった。

サイボウズは、kintoneユーザーの事例イベントである「kintone hive 2026 nagoya」を開催。3番手で登壇した笹森産業の佐々木一恵さん、平山知佳さんが披露したのは、kintoneによる“共有とやる気アップ”の仕組みづくりが技術継承の第一歩になった話だ。

愛知県小牧市の笹森産業は、産業用セラミックス製品の精密加工を手掛けるものづくり企業だ。多品種の開発品を受注するため、現場には社員数以上の機械や測定器があふれているという。こうした現場を支えているのが、ベテラン社…

kintoneを“一度封印”して再出発 
DXの逆襲はトヨタ生産方式による業務整理から

アイシン・ソフトウェア株式会社

齊藤 行貴 氏

Excelが支配していたアイシン・ソフトウェアのバックオフィス部門。市民開発を1年間推進するも結果は振るわず、kintoneを一度封印した。逆襲の狼煙となったのは“人”と“業務プロセス”の整備だった。

サイボウズは、kintoneユーザーの事例イベントである「kintone hive 2026 nagoya」を開催。4番手で登壇したアイシン・ソフトウェアの齊藤行貴さんが共有したのは、失敗から学んだDXの本質だ。

世界有数の自動車部品メーカー「アイシン」グループにおいて、唯一のソフトウェア専門会社であるアイシン・ソフトウェア。車のゴムとガラス以外の制御を手掛ける同社は、従業員数約950名と、kintone hiveの舞台では珍しい大企業である。同社で情シス部門のマネージャーを務める齊藤さんは、「バックオフィスのDX推進」というミッションを抱えていた。バックオフィスには約140名の非IT人…

街の制服屋さんだってまだまだ戦える 
kintone×ECで「地獄の繁忙期」の残業ゼロ、売上も倍に

三杉株式会社

杉浦 力 氏/杉浦 成 氏

制服業界が少子化という逆風に晒される中、昔ながらの「街の制服屋さん」であるミスギ学校服も苦しんでいた。情報共有の手段は、各店舗から車で運ばれる紙の伝票のみ。年間売上の3割が集中する「地獄の6日間」は忙しさのピークを極め、「もう限界」と社員が去っていく。

サイボウズは、kintoneユーザーの事例イベントである「kintone hive 2026 nagoya」を開催。5番手として登壇したのは、学生服専門店を手掛ける三杉の代表取締役・杉浦力さんと企画室 室長・杉浦成さんの親子である。2人が披露したのは、kintone×ECの仕組みによって「繁忙期の残業ゼロ」「売上倍」を達成した逆転ストーリーと、その先に見据える制服業界の未来だ。

創業100年の歴史を持つ三杉は、愛知県南部エリアに「ミスギ学校服」を6店舗展開する学生服専門店である。地元に密着した制服屋さんとして、学校制服や通園・通学用品の企画…

東京タワー相当の紙を“完全撤廃” 
点検業務をkintone化した“現場ファースト”な改善術

東邦ガスネットワーク株式会社

成川 皓泰 氏

「一生この紙の山に埋もれ続けるのか」 ―― 東邦ガスネットワークの設備保安課は、紙主体の点検業務による非効率さに悩まされていた。事務所で管理する紙のファイルを積み重ねると、その高さは東京タワーに匹敵するほどだったという。彼らはどうやって紙の“完全撤廃”を成し遂げたのか。

サイボウズは、kintoneユーザーの事例イベントである「kintone hive 2026 nagoya」を開催。ラストバッターを務めた東邦ガスネットワークの成川皓泰さんが披露したのは、紙の壁との壮絶な戦いを経て、kintoneによる点検業務のデジタル化を果たしたDX事例だ。

東邦ガスネットワークは、愛知・岐阜・三重の東海3県で都市ガスを供給する「ガス導管事業」を担う、東邦ガスグループの一社だ。今回、DX推進の舞台となったのは、同社の設備保安課である。主に大規模商業施設や超高層ビル、工場におけるガス配管や設備の点検業務…

kintone AWARD 東海・北陸地区代表

すべての講演が終了後、「kintone AWARD」に出場いただく地域代表を参加者からの投票で決めました。
見事、kintone AWARD 代表に選ばれたのは・・・

東海・北陸地区代表は 今小路学園くるみ幼稚園 谷井 友亮 氏!

今年秋に開催予定のCybozu Days内でkintone AWARDを実施します。そちらもお楽しみに!

ご講演いただいた登壇者の皆さま、当日ご参加いただいた皆さま
本当にありがとうございました!