グラフって色や量が分かってすごく見やすいので、そもそも見る機会が増えたと認識しています。今までだとどんぶり勘定で、この畑どれくらい取れた、どの割合で採れたかわからなかったのですが、それが見えることになったのが去年と違う点ですね。

回収するものによって、登録方法や管理方法が違うので、その「モノ」それぞれにアプリがあります。さらにアプリを使う担当者さんもドライバーさんも各自いるので、そのドライバーさんに合ったアプリにしています。アイコンもカリフォルニアスタイルが好きなドライバーさんに合わせて、ヤシの木にしてみたりしていますね（笑）

やっぱりkintone以前に、パソコンが触れなかったりするので、「困ったらすぐに声をかけてね」とか「こうしたい」ということがあったら、すぐに声をかけてもらったりしています。また若い子達もいるので10代から20代の子たちに代わりに教えてもらいに行ってたり。みんなで協力して、支え合っています。

（アプリの）骨格は本当に2週間で出来て、そこから、この1年間はいろんなアプリを肉付けしていったという感じです。ただ（基盤の）3〜4アプリは1週間でガシッと、とりあえず作っちゃった感じです。スタート直後、テレビ取材を受けてドンって（注文数が）上がっちゃって…てんやわんやしたときに「あれが足りないこれが足りない」とアプリフィールドを変えていったりしてましたね。それはもう自分だけじゃなくて、仲間ができるようになっていたんで、みんなでいじって、変えてくるようになっていました。

発表の中でも宅配ボックスのお話しさせて頂いたんですけど、「ここにある」っていうのは変わらないので、訊かれるたびに根気強くもう一回伝える、伝えるっていうので認識してくれるようになりました。あとは同じ営業同士で「これどこにあるんだっけ？」「ここにあるよ」と教えあってもらったりとか。そういう「伝える」ことを習慣化して、分かってもらうっていうのを続けてました。